talk

女性座談会

TALK ABOUT WOMEN'S ADVANCEMENT

WOMEN'S ADVANCEMENT

従業員が働きがいを持って、安心して仕事に取り組める環境づくりを推進するため、「働きがいと働きやすさの醸成」を経営方針に掲げるフジミ。働きやすい就業環境の整備に向けた取り組みの一つとして、女性活躍推進に向けた取り組みを進めています。育児支援制度を利用する女性社員3名に、働きやすさやキャリアプランなど、女性社員から見たフジミを語ってもらいました。

vol.02
女性座談会
さまざまな部署で女性が活躍
プロダクトサポート職
プロダクトサポート部 プロダクトサポート課
2006年入社
K.N

私は研究開発職として入社し、5年後にプロダクトサポート部 プロダクトサポート課へ異動。現在はお客様に認定いただいた新規開発品を工場で量産するための工程設計を担当しています。また、量産化業務の立ち上げにおけるチーム 間の業務分担など、業務効率化の仕組みづくりも行っています。育児支援制度を利用して2人の子どもを育てながら、技術者として仕事を続けています。

品質管理職
品質管理部 品質管理第二課
2006年入社
C.K

私は品質管理職として、製品の品質を適正に保つための管理および監視業務、検査項目の変更などのお客様からのご要望への対応や、工程異常・検査異常時の調査を行っています。育児休業を経て復職し、家庭とのバランスを考慮しながら、今後も品質管理職としてのキャリアを築いていきたいと考えています。

研究開発職
シリコン開発部 半導体新規事業課
2013年入社
R.N

入社以来、研究開発職として就業しています。現在は研究開発の仕事の一環として、開発した製品を工場で量産するために「開発部門」と「製造部門」の橋渡しをする業務を担っています。具体的には、製品検査をするための検査項目とその規格や、新しく使用する原料の取り扱い方法を検討したりしています。その他、品質保証期間の設定など、製品に関わる仕様検討も担当しています。育児休業を経て復職してからは育児短時間勤務制度を利用し、ワークライフバランスを保ちながら、研究開発職として働き続けています。

※取材当時

性別に関わらず、
キャリアアップができる

フジミでは、まだまだ女性管理職の割合は少ないものの、少しずつ、確実に増えていますよね。性別に関わらずキャリアアップができる環境は、仕事のモチベーションにもなっていると思いますが、お二人はその点、いかがでしょうか。

女性管理職の存在には、勇気づけられますね。「自分ももっと専門性を向上させて、スキルを活かした働き方をしていくぞ」とやる気が出ます。

確かにそうですね。私は、経験を積んで、より広い視野を持っていたいと考えています。積極的に専門分野以外の仕事にも関わりを持つようにして、様々な立場の人の意見を聞くことを心がけています。それが自然とキャリアアップにつながるのではないでしょうか。

フジミはそれが可能な企業ですね。私自身、2度の出産を経て仕事に復帰しましたが、その度に業務の中で新しいことを提案し、挑戦するよう心掛けています。毎日寝る前に「今日一日、仕事と家事と育児をやり切った!」という充実感がありますし、上司から認めて頂き、昇進することもできました。育児をしながらでも、しっかりとキャリア形成を支援して頂けていると感じます。

出産や育児によってキャリアの選択肢が制限されないのは、女性社員にとって魅力的な環境ですよね。私は育児休業中に一時的に仕事から離れたことで、逆に自分のキャリアについて見直す良い機会となりました。もちろん仕事と育児の両立は簡単ではありませんが、自己成長やスキルアップを今後も意識していきたいと思います。

制度を利用し、育児をしながら
働いている社員が多数いる

フジミの福利厚生の特徴は、産前産後/育児休業、時短/時差勤務などワークライフバランスを考えた多彩な制度があること。そして、実際に制度を利用している社員の多いことが挙げられると思います。

制度の利用者が多いだけでなく、フォローもしっかりしていますよね。私の場合、育児休業中に会社の両立支援の担当者の方が定期的に連絡を取ってくださったので、復職への不安がかなり軽減されました。

確かに、制度を利用して育児をしながら働いている社員が多くいるので、相談もしやすい環境だと思います。仕事と家庭の両立では、同じような悩みが出てくるので、相談できる存在が身近にいて助かっています。

2019年度からは1時間単位で有給休暇を取得できる時間単位年休も導入されました。家族の通院の送迎などの場合、丸1日休暇を取らずとも良く、より柔軟な働き方ができるようになりましたね。

そうですね。保育園に子どもを預けていても急な発熱などで迎えが必要になることもあり、時間単位年休を利用できるようになって助かっています。  
 

これまでは子供の病気などで有給休暇を全て使うこともありましたが、時間単位年休や半日年休制度を活用し、年次有給休暇をより有効に活用できるため、旅行などもしやすくなりましたね。それに先ほど中島さんが言っていたように、何よりも会社や上司の理解が得やすいことはフジミの魅力の一つだと思います。私自身、年4回の子どもの授業参観にすべて出席できていますよ。

制度を活用して
資格取得やスキルアップも可能

今後の目標としては「会社のため、職場のメンバーのため、そして働く女性のためにできること」を常に考えて頑張りたいと思っています。そこで現在は、品質管理の業務を効率化できるシステムや運用方法の構築に力を注いでいます。

製品のバージョンアップなどで、年々お客様から求められる品質レベルが高まり、工数の増える仕事があるので効率化は全社的な重要課題ですよね。私の目標は、会社の資格取得支援制度や自己啓発支援制度をもっと利用することです。これまでには、品質管理検定(QC検定)2級を取得しましたが、今後は新しい資格にもチャレンジしていこうと思っています。

私は英語の勉強にも取り組んでいます。業務では海外の方と話すことが多いですし、語学力は今後ますます必要になると思います。

英語を使う機会は多々ありますよね。私は、英語に限らず相手に伝える力を向上させたいと考えています。社会人になって、プレゼンテーションやミーティングなど、人に伝える機会が想像以上に多いと実感します。業務上の数値など、定量的なことは伝えやすいのですが、定性的な自身の考えなども、ポイントを押さえて人に伝えられるように努力していきたいですね。

伝える力は、キャリアアップをする上でも重要なスキルです。私は2019年度から主事という役職となり、以前よりもチームリーダーとしての仕事の仕方を意識するようになりました。自分の考えを伝える際は根拠を持ってわかりやすく、話を聞く際は相手を尊重し、認めることを心がけています。

とても勉強になります。仕事も家庭も充実させている先輩がいるのはとても心強いと改めて思いました。
 

これからも仕事と家庭を両立し、お互い助け合いながら、日々の業務に取り組んでいきたいですね。